- 環境Group 製品ピックアップ -
2012/02
■【重金属】ヒ素とは

元素記号As、原子番号33、原子量74.92。

生物に対する毒性が強いことを利用して農薬や木材の防腐剤の原料に使用されることが多く、かつては治療薬としても用いられていました。

ヒ素およびヒ素化合物は WHO の下部機関 IRAC より発癌性がある (Type1) と勧告されています。急性症状は、消化管の刺激によって、吐き気、嘔吐、下痢、激しい腹痛などがみられ、場合によってショック状態から死に至ります。慢性症状は、剥離性の皮膚炎や過度の色素沈着、骨髄障害、末梢性神経炎、黄疸、腎不全などを引き起こします。

無味・無臭・無色の毒物である為、危険を察知することが非常に難しく、国内では「森永ヒ素ミルク中毒事件」や「和歌山毒物カレー事件」に使用されその危険性が広く知れ渡りました。

一方ではヒ素は人体内に存在し、生存に必要な必須元素であると考えられています。毒物と必須元素の違いは化合物の違いであり、一部の無毒な有機ヒ素化合物が人体にとって摂取を必要とされています

2012/01
■適正な土壌汚染対策について
2010年に改正土壌汚染対策法が施行され汚染土壌の取扱いに関して見直しが行われました。

これまでは土地に汚染が発覚した場合、掘削除去で対策されることが殆どでした。心理的嫌悪感が強く働いてしまい、汚染された土壌をどこか別の場所に移動させたいという理由で掘削除去法を選択し、多額の処理費用を支払うという事例が多く見られていました。掘削除去を行うことで完全に汚染を取り除くことは可能ですが、処理費用の負荷が大きくまた汚染物質を移動させることで周辺環境へ拡散する危険性があります。これらの問題点を環境省は改善すべき項目と判断し、改正を行っています。

汚染土壌の対策に必要な点は、汚染の状態や周辺環境の状態をよく把握し、リスクに見合った適正な対策をとることです。人間に例えると風邪の症状が軽い人は暖かくして栄養のあるものをしっかり食べる、症状がひどい人は医者に診てもらい風邪薬を飲むといったようにそれぞれの状態に見合った対処法となります。

汚染が極めて軽い土壌を掘削除去で対策をするということは、ちょっと風邪気味の人を入院させ手術をしてしまうというアンバランスなものになってしまいます。

我々はただ製品の特長や性能の提案を行うのではなく、汚染状態をきちんと把握した上で不溶化での対策が最も適正がどうかという検討を行っています。お客様と土壌にとって適正で最良の選択をして頂けるようにすることが我々の使命と考えております。
2011/06
■過ぎたるは・・・
今回は製品情報ではなく、当記事をご覧の皆様に少しご質問です。

「皆さん、ヒ素と塩、どちらが体に悪いと思いますか?」
おそらく大半の人はヒ素と答えるのではないでしょうか。
ヒ素=毒というイメージは強いと思われます。
しかし有害物質とされているヒ素は人体の生命維持にとって不可欠な元素、必須元素のひとつなのです。
有害物質とされる理由としては過剰摂取となる量が他のものと比較し極めて低いとされているからなのです。
摂取量が過剰となることではじめて健康被害が生じるというものになります。
適切な摂取量を維持するという意味合いで基準値が設けられているのです。
この概念は他の物質にもあてはまることで塩や糖分を必要以上に摂取すると健康被害が生じます。
そうなると「極微量にヒ素が含まれた井戸水と塩分たっぷりの食事どちらが体に悪いのか?」という質問は実に難しいものなのです。

今環境Groupでは研究機関との連携により有害物質が引き起こす健康被害に関する情報をまとめ発信する準備に取り組んでいます。
■CAPA-CT (重金属類吸着・不溶化資材)

皆様の足元にある土。
当たり前のように存在し私達の生活を支えている土壌にも環境汚染の影響が及んでいます。
人知れず汚染が進行し、私達の健康が脅かされる危険があります。

今回は環境Groupが開発した汚染土壌用資材CAPA-CTをご紹介します。
CAPA-CTは複数の有害物質である重金属類を同時に処理することができる、今注目の製品です。
例えばトンネル工事に伴い発生する大量の重金属類汚染土壌の処理などに使用され、その高い処理能力で評価をいただいています。

この製品に関する詳しい情報を御希望の方は環境Groupまで是非お問合わせください。

CAPA-CT